2025.10.30
CATEGORY : コラム

2025年もあっという間に終盤を迎え、年明けのライフプランに向けて「そろそろ住まいも見直したいな」と感じている方も多いのでは?リフォームは、住み心地や資産価値を高める一方、“費用のかかる大仕事”でもあります。だからこそ、補助金という制度をうまく活用することが、満足度の高いリフォームの鍵になるのです。
国の大規模支援制度は、予算が尽き次第受付終了となるケースがほとんど。さらに、来年も同様の支援制度があるとは限りません。そうした意味でも、今が大きなチャンスなのです。
2025年の国の補助金制度「住宅省エネ2025キャンペーン」の内容・条件を、以下にまとめました。
対象:既存住宅の省エネリフォーム等(リフォーム工事)なお、制度は世帯を問わず利用可能です。
補助額:必須工事のうち2カテゴリで最大40万円、3カテゴリすべてなら最大60万円。
補足:対象工事が分類されており、条件にあった組み合わせで申請が必要です。
対象条件:登録施工業者(窓リノベ事業者)との契約、既存住宅、対象製品採用、2025年内完了など。
補助申請は登録業者が実施し、消費者の直接申請は不可。
提出書類:契約書、施工前後の写真、性能証明書など多数必要。
対象機器:トップランナー基準に基づく高性能エコキュートなどである必要あり。
基本補助額:6万円/台+加算条件を満たすと最大13万円まで。
・A条件:インターネット連携・昼間沸き上げ機能(+4万円)
・B条件:省エネ性能が基準値+0.2以上(+6万円)
・A+B両方で最大+7万円
注意事項:過去に同制度の補助を受けていないことが条件で、補助後は6年間の使用制限などあり。

これら補助金制度は施主(消費者)が自ら申請できません。申請は国に登録された「リフォーム施工業者(グリーン住宅支援事業者など)」が行う必要があります。
当社はは、国の制度に対応できる登録事業者としてきちんと登録されています。手続きから工事、申請までワンストップで進めることが可能です。
申請は基本的に登録業者が進めてくれますが、念のため一連の流れを把握しておきましょう。
1.登録業者との打ち合わせ
・工事内容・補助対象工事、補助金額の確認。
↓
2.施工プランと見積もりの確定
↓
3.工事の着工・完了
↓
4.施工業者が代行して「補助金の交付申請」を提出
↓
5.交付決定後、補助金が支給され施主に還元される
補助金は先着順・予算終了次第終わります。そのため、早めの相談と準備が成功の鍵です。
近年は補助金を活用して、窓まわりリフォームを希望されるお客さまが増えています。窓を交換したり、内窓を設置したりすることで、断熱・気密性能がぐんと上がり、冷暖房効率も高くなります。

冷気や結露の悩みが多い和室。特に冬場は足元からの冷え込みが気になる場所です。そんな課題を解決したのが、和紙調の内窓設置リフォームです。見た目はまるで障子のように柔らかく、和の雰囲気を損なわないデザイン。それでいて、断熱性と気密性が高く、冷暖房効率もアップ。結露の軽減にもつながります。この内窓は「進的窓リノベ事業」の対象にもなっており、補助金を活用してお得に施工できました。

浴室も冷えやすく、特に窓まわりからの冷気や結露が気になる場所です。そこで行ったのが、カバー工法での浴室窓リフォーム。既存の窓枠の上から新しいペアガラスサッシを施工することで、断熱性・気密性が大幅にアップ。施工時間も比較的短く、壁を壊さずに工事できるのがポイントです。こちらも「先進的窓リノベ事業」の対象で、補助金を使って費用を抑えられました。
リフォームに活用できる補助金は、上手に使えば数十万円単位のコストを抑えることができる心強い制度です。ただし、使える制度や条件は年々変化しており、申請には専門的な知識も必要になります。そういった面でも、経験豊富で制度に精通した登録業者を選ぶことが、補助金活用の第一歩といえるでしょう。
西宮でリフォームをお考えの方は、ぜひお早めにご相談ください。シンワクライムでは、補助金制度を熟知したスタッフが、制度のご案内から申請まで丁寧にサポートいたします。
お客様とのつながりを大切にしたい。シンワクライムのことをもっと知ってほしい。
そんな思いから2005年より年4回発行しています。
社長のバイク旅や陶芸日記、スタッフの日常、施工事例など盛り沢山にギュッと詰まった新聞です。


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