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戸建て・マンションのフルリフォーム相場を徹底解説!坪数別の費用内訳から予算内に抑えるポイントまで

2026.09.29

CATEGORY : コラム

目次

 

フルリフォームの費用相場と予算の立て方。安く抑えるコツと見えない内部の対策

「フルリフォームには一体いくらかかるのだろう」「予算内で希望の間取りや設備が叶うのか不安」

暮らしを快適にするリフォームですが、費用の全体像が見えず、資金計画に悩む方は少なくありません。実は、表面的な安さだけで判断すると、想定外の追加費用が発生したり、数年後に水漏れなどの再工事が必要になるケースもあります。

本記事では、西宮市・芦屋市エリアで、創業35年以上の実績を持つシンワクライムが、予算オーバーを防ぐための費用相場と賢い進め方を解説します。

模型の家と作業服の男性

この記事では、以下の点を詳しく解説します。

・戸建て、マンションの広さ別、部位別の費用相場と目安
・見落としがちな諸経費や、見えない「配管」などの重要性
・建て替えとの比較や、補助金・減税制度を活用したコストダウン術
・予算帯ごとに実現できるリフォームの工事範囲と優先順位のつけ方

資金計画の不安を解消し、長く安心して暮らせる住まいづくりのヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。

フルリフォームの費用相場と部位別内訳!戸建て・マンション別の目安

戸建てのフルリフォーム費用相場:20坪・30坪・40坪の目安

戸建てのフルリフォームにかかる費用は、建物の広さ(坪数)と、どこまで工事を行うかによって大きく変動します。昨今の資材価格高騰も踏まえ、骨組みだけを残してすべてを一新する「スケルトンリフォーム」を想定した場合、広さごとの大まかな費用相場は以下のようになります。

・20坪(約66平米):1,000万円〜2,000万円程度
・30坪(約100平米):1,500万円〜3,000万円程度
・40坪(約132平米):2,000万円〜4,000万円程度

戸建てのリフォーム費用を押し上げる要因として多いのが、外壁や屋根の改修工事です。さらに、築年数が経過している物件の場合、壁や床を剥がした際にシロアリの被害や雨漏りによる木材の腐食が見つかり、予期せぬ基礎補強や耐震補強の費用が追加で発生するケースも少なくありません。

戸建てのフルリフォームを検討する際は、目に見える内装だけでなく、建物の見えない劣化を修繕するための費用がかかる可能性も想定し、見積もりよりも少し多めの予算を準備しておくことをおすすめします。

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マンションのフルリフォーム費用相場:60平米・70平米・80平米の目安

マンションのフルリフォームは、外壁や屋根、窓枠といった「共用部分」に手を出さず、室内の専有部分のみを工事するため、戸建てに比べると全体費用を抑えやすい傾向にあります。間取り変更を伴うスケルトンリフォームを実施した場合の広さ別の費用目安は、以下の通りです。

・60平米(2LDK想定):1,000万円〜1,500万円程度
・70平米(3LDK想定):1,100万円〜1,800万円程度
・80平米(4LDK想定):1,200万円〜2,000万円程度

マンションリフォームで特に費用が変動しやすいポイントは、「水回りの移動」と「管理規約による制限」です。キッチンや浴室の位置を大きく動かす場合、床下に適切な排水勾配を確保するために床全体を二重床にするなどの大工工事が追加され、コストが大きく跳ね上がります。

また、マンションによっては電気容量の上限が決まっており専用回路の引き直しができないケースや、管理規約で防音性の高い高価な床材の使用が義務付けられていることもあります。

理想のプランが実現可能かどうか、そして想定外の費用がかからないか、事前に管理規約やインフラ設備をしっかりと確認しておくことが予算オーバーを防ぐカギとなります。

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水回り・内装・外装など、リフォーム箇所の部位別費用内訳

フルリフォームの全体予算をコントロールするためには、どの部位にどれくらいの費用がかかるのかを細かく把握しておくことが重要です。ここでは、部位ごとの費用相場と、金額が変動する要因を詳しく解説します。

水回り4点(キッチン・浴室・トイレ・洗面)の費用は、およそ300万円~が目安です。選ぶ住宅設備のグレードや、最新機能などのオプションの有無によって金額が大きく変わります。また、既存の場所から位置を移動させる場合は、配管の切り回し工事費が追加でかかります。

内装(壁紙・床材の張り替え、建具交換)は、100万円〜250万円程度を見込んでおきましょう。施工面積の広さはもちろん、無垢材のフローリングやハイグレードなデザインクロスなど、使用する素材にこだわるほど費用はアップします。

外装(外壁・屋根の塗装、張り替え)は戸建て特有の工事ですが、150万円〜300万円程度かかります。工事のための足場代が必ず発生するほか、使用する塗料の耐久性や、既存の屋根に新しい屋根材を被せるカバー工法にするか、完全に張り替えるかによって金額に差が出ます。

間取り変更・構造補強にかかる費用は、100万円〜300万円が相場です。柱や壁の撤去・新設範囲だけでなく、断熱材の追加や耐震補強の規模によって大きく費用が変動する部分です。

予算内に収めるためには、「毎日使う水回りはハイグレードにして、各部屋の壁紙はスタンダードなものを選ぶ」といったように、こだわりたい部分とコストを抑える部分の優先順位をつけ、メリハリのある資金配分を行うことが成功の秘訣です。

工事費以外に見落としがちな仮住まい費用や引越し、最新法令に伴う諸経費

フルリフォームの資金計画を立てる際、「工事費用」だけに目が行きがちですが、実は見落としてはいけないのが各種「諸経費」です。特に近年は法改正に伴う調査費などが義務化されており、これらは原則として現金で支払うケースが多いため、初期段階からしっかりと予算に組み込んでおく必要があります。

<仮住まい費用(30万円〜80万円程度)>
家全体を工事するため、数ヶ月間の工期中は別の場所に住む必要があります。ウィークリーマンションや賃貸アパートの家賃に加え、敷金や礼金などの初期費用もかかります。

<引越し費用・トランクルーム代(20万円〜40万円程度)>
仮住まいへの引越しと、工事完了後の新居への引越しで計2回分の費用が発生します。入りきらない家具や荷物を預けるトランクルーム代も必要になるケースが多いです。

<その他の手数料・法令対応コスト(30万円〜80万円程度)>
ローンの事務手数料等に加え、近年必ず見込んでおくべき法令対応コストがあります。

アスベスト事前調査・除去費:
2022年の法改正により、解体前にすべてのアスベスト事前調査が義務化されました。調査費だけで5万〜15万円程度かかり、検出された場合は数十万〜数百万円の除去費用が追加で発生します。

建築確認申請費(2025年改正対応):
2025年4月の建築基準法改正により、木造戸建てのスケルトンリフォーム(主要構造物の過半の改修)でも建築確認申請が義務化されます。審査手数料や設計士への申請図面作成費として、20万〜40万円ほどの追加費用を見込んでおく必要があります。

これらの各種調査・手続き費用や諸経費として、リフォーム総予算の10%〜20%程度は工事費とは別に確保しておくことをおすすめします。ギリギリの予算設定ではなく、最新の法制や不測の事態にも対応できる余裕を持った資金計画を立てましょう。

住宅とお金

フルリフォーム計画の重要ポイント!建て替えとの比較と予算の目安

費用と工期で比較!「建て替え」と「フルリフォーム」どちらを選ぶべき?

建て替えとフルリフォームの最大の違いは、既存の基礎や骨組みを残して活用するかどうかにあります。

建て替えは家をすべて解体してゼロから新築するため、間取りやデザインの自由度が非常に高いのが特徴です。しかしその分、解体費用や基礎工事費が大きくかかり、工期も約4ヶ月〜6ヶ月と長引く傾向にあります。

一方、フルリフォームは既存の基礎や柱を活かすため、建て替えに比べて費用を約6割〜7割程度に抑えやすいのが大きなメリットです。工期も約2ヶ月〜4ヶ月と比較的短く済みます。また、現在の建築基準法によって、建て替えると以前より家が小さくなってしまう「セットバック」の問題が生じる土地の場合、フルリフォームであれば現在の広さを維持できるケースが多くなります。

予算を抑えつつ新築同様の住まいにしたい方や、家の思い出を残したい方にはフルリフォームがおすすめです。ただし、建物の老朽化が激しい場合や、根本から構造を変えたい場合は建て替えのほうが適していることもあります。まずは専門家に建物の状態を診断してもらい、総合的に判断しましょう。

作業着の男性と家模型

500万・1000万・2000万の予算別に見るフルリフォームの工事範囲

フルリフォームにかかる費用は、どこまで工事を行うかによって大きく変動します。予算別に実現できる一般的な工事範囲の目安を把握しておきましょう。

<予算500万円の目安>
水回り設備(キッチン・浴室・トイレ・洗面)の総入れ替えや、LDKを中心とした部分的な間取り変更、壁紙や床材の一新などが可能です。住宅性能に大きな問題がなく、目に見える部分をきれいにしたい場合に適しています。

<予算1,000万円の目安>
水回りの一新に加え、家全体の間取り変更、外壁や屋根の塗装・改修など、内外装を大きくリニューアルできます。ライフスタイルの変化に合わせて、住まいの使い勝手を根本から向上させることが可能です。

<予算2,000万円以上の目安>
骨組みだけを残してすべてを解体する「スケルトンリフォーム」が視野に入ります。大幅な間取り変更はもちろん、外壁・屋根の張り替え、大規模な耐震補強や断熱改修まで実施でき、家全体を新築同等の性能と美しさに一新できます。

予算内で理想の住まいを叶えるためには、希望条件に優先順位をつけることが大切です。まずは住宅会社に見積もりを依頼し、自分たちの要望がどの予算帯で実現できるのかを確認してみましょう。

長く安心して住むために!フルリフォームで確認すべき見えない内部の劣化と対策

見た目だけでなく「給排水管や床下」の劣化状況もしっかりチェックする

長く快適に住み続けるためには、内装の美しさだけでなく、目に見えない部分の劣化状況をしっかりと把握し、適切に対処することが重要です。

築年数が20年、30年と経過した住宅では、壁紙や床材の裏側で深刻なダメージが進行していることが少なくありません。例えば、古い給排水管に鉄管や銅管が使用されている場合、サビや腐食による水漏れのリスクが高まっています。また、床下や屋根裏では、シロアリの被害や、雨漏りによる木材の腐朽が進んでいるケースもよく見られます。

これらの問題を放置したまま表面だけを新しくしても、後から水漏れや建物の傾きが発生し、大規模な修繕が必要になれば、二度手間と多額の追加コストがかかってしまいます。

フルリフォームを実施する際は、解体前に床下や小屋裏の点検を必ず行いましょう。見えない部分の改修費用もあらかじめ予算に組み込んでおくことで、想定外の出費を防ぎ、安心して長く暮らせる住まいになります。

床下点検口から床下を確認 する作業員

長く住むための「見えない内部の劣化対策」と修繕にかかる費用目安

築年数の古い戸建てをフルリフォームする際、長く安全な暮らしを守るために忘れてはならないのが、見えない部分の劣化対策です。

特に、昔の鉄管や銅管などの給排水管の寿命や、過去の微小な水漏れが原因で、床下や構造の木材に腐食が生じているケースは少なくありません。表面的な内装工事だけでなく、これら古い配管の更新や、傷んだ木材・基礎の補修を併せて行う場合、規模にもよりますが100万円〜200万円程度の費用を見込んでおく必要があります。

将来の予期せぬトラブルや再工事を防ぐためにも、水回りの構造や配管に精通した専門家に床下までしっかりと診断してもらい、住まいの寿命を延ばす適切な修繕計画を立てましょう。

フルリフォーム費用を予算内に!安く抑えるための4つのコツ

1. 水回りの配置を維持してコストを抑えつつ「配管」の状態は必ず確認を

フルリフォームの費用を大きく左右するのが、水回り設備の配置です。元の位置のままリフォームを行うことで、配管の延長や床の解体範囲を最小限にでき、初期費用を大幅に抑えられます。使い勝手や動線に不満がないのであれば、配置は現状を維持するのも賢明な選択です。

ただし、築年数が経過している場合、目に見えない「既存の配管」自体が劣化している可能性に注意が必要です。表面の設備機器だけを最新に入れ替えても、古い配管をそのまま活かした結果、数年後に水漏れ等のトラブルが発生し、再度大掛かりな修繕が必要になるケースは少なくありません。

コストダウンを図りつつも、配管の状態までしっかりと診断し、将来を見据えた提案をしてくれる専門知識を持った会社に依頼することが、後悔しないリフォームの秘訣です。

配管の点検をするリフォーム作業員

2. 設備や建材に優先順位をつけ、予算配分にメリハリを持たせる

リフォーム費用を予算内に収めるための基本は、希望条件にしっかりと優先順位をつけることです。

「せっかくのフルリフォームだから」とすべてをハイグレードな仕様で詰め込むと、あっという間に予算オーバーに陥ってしまいます。予算をコントロールするためには、以下のようにメリハリをつけてみましょう。

・毎日使うキッチンや浴室にはこだわり、お手入れしやすい最新設備を選ぶ
・来客から見えにくい寝室や子ども部屋の壁紙は、スタンダードな量産品を選ぶ
・床材は、滞在時間の長いリビングのみ無垢材にし、他の部屋は複合フローリングにする

「絶対にお金をかけたい部分」と「妥協してもよい部分」を事前に家族ですり合わせておくことが大切です。こだわりのポイントを絞ることで、全体のコストを抑えつつも満足度の高い仕上がりを実現できます。

3. 国や自治体の「補助金・助成金制度」を賢く活用する

リフォームにかかる数百万円単位の実質的な負担を安く抑えるために、国や自治体が展開しているかつてない規模の補助金・助成金制度を積極的に活用しましょう。

特に近年は「省エネ・耐震・長寿命化」を軸とした手厚い支援策が用意されており、条件を満たして組み合わせることで費用を大幅に圧縮できます。

<住宅省エネキャンペーン(3省合同)>
最も費用対効果が高いのが窓の断熱改修です。「先進的窓リノベ事業」では費用の約1/2相当(最大200万円/戸)が還元されます。あわせて「給湯省エネ事業」や「子育てグリーン住宅支援事業(旧・子育てエコホーム)」を併用し、水回りやエコ設備の改修費用の補助を受けることが可能です。

参考:先進的窓リノベ2026事業【公式】
https://window-renovation2026.env.go.jp/

参考:給湯省エネ2026事業【公式】
https://kyutou-shoene2026.meti.go.jp/

参考:子育てグリーン住宅支援事業【公式】
https://kosodate-green.mlit.go.jp/

<長期優良住宅化リフォーム推進事業>
構造躯体の劣化対策や耐震・省エネ向上を行った場合、最大80万円〜160万円/戸が補助されます。若者・子育て世帯や中古住宅の購入が絡むと、さらに50万円の加算措置があります。

<自治体の耐震改修補助金>
旧耐震基準の建物を対象に、都市部でも115万〜200万円程度を上限に高い補助率で耐震改修を支援する制度が全国の自治体に用意されています。

これらの補助金は「工事着工前」の申請が必須となるケースがほとんどで、国の予算上限に達し次第、期限前でも受付終了となってしまいます。国と自治体の制度は併用可能な場合も多いため、リフォームの検討を始めた段階で、制度手続きに精通した施工会社へ早めに相談することをおすすめします。

家に関する補助金

4. 減税制度や低金利の「リフォームローン」で初期費用の負担を軽減

工事費用の支払いがネックとなっている場合は、手元資金を一気に減らさずに済む減税制度やローンの活用も視野に入れましょう。

一定の要件を満たす省エネ改修やバリアフリー改修、耐震改修などを行った場合、確定申告をすることで所得税の控除や固定資産税の減額措置を受けられる減税制度が用意されています。
また、まとまった現金を手元に残しておきたい場合は、「フラット35リノベ」のようなリフォーム向け住宅ローンや、各金融機関の専用ローンを利用するのも一つの方法です。対象となる工事基準を満たすことで、一定期間の金利引き下げが受けられる有利な商品もあります。

どの制度が適用できるかは、工事内容や借入金額によって異なります。目先の工事費用だけでなく、税金の還付や長期的な返済計画まで含めたトータルコストの視点で資金計画を立てましょう。

まとめ:表面的な価格にとらわれず、将来を見据えた確かな資金計画と住まいづくりを

今回は、戸建て・マンションのフルリフォームの費用相場や、補助金制度の活用など予算内に抑えるためのポイントについて解説しました。リフォーム費用をコントロールすることは大切ですが、目先の安さだけで判断せず、給排水管や床下といった見えない部分にもしっかりと予算を割くことが、結果的に長く安心して暮らせる住まいへとつながります。

シンワクライムは、兵庫県の西宮市や芦屋市などを中心に、長年地域の皆様の住まいづくりをお手伝いしてまいりました。元水道設備会社としての豊富な知見を活かし、水漏れなどのトラブルを防ぐ配管への配慮はもちろん、大型リフォームにおける動線改善や間取り変更まで、質の高い提案を行っています。

シンワクライムのスタッフ写真

ただリフォームを実施して終わりではなく、お客様のその後の暮らしに寄り添うことを大切にしています。適正な予算の立て方や将来を見据えた改修をご検討の際は、ぜひ一度シンワクライムへご相談ください。

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