2025.04.10
CATEGORY : コラム
こんにちは。シンワクライムの秋定です。
近年キッチンリフォームで人気を集めているのが、吊り戸棚や垂れ壁を取り払い、開放感を演出するスタイルです。従来吊り戸棚は収納力を高めるために設置されていましたが、視界を遮り、圧迫感を与えることもありました。位置が高いため管理もしにくく、なかなか活用できていないというお家も多いようです。そこで、大胆に吊り戸棚や垂れ壁を無くすことで、より広々とした空間を実現するリフォームが増えています。
■吊り戸棚・垂れ壁を無くして得られる開放感!
Beforeの状態では吊り戸棚と垂れ壁がキッチンとリビングの間に仕切りを作り、閉塞感がありました。しかし、リフォーム後は吊り戸棚と垂れ壁を撤去し、フラットなオープンキッチンを実現。視界が広がり、リビングと一体感のある空間に生まれ変わりました。料理をしながら家族との時間を共有できることや、自然光が部屋全体に行き渡る明るい空間も大きな魅力です。
■吊り戸棚を無くした際の収納アイデア
吊り戸棚を取り除くと収納スペースが減少するため、その分の収納力を補う工夫が必要です。そこで、キッチン背面に大容量の引き出し式収納や家電専用スペースを確保し、使い勝手の良さを向上させました。引き出し式収納は出し入れがスムーズで、作業効率もアップします。また、オープンな空間に合わせたシンプルでスタイリッシュなデザインを選ぶことで、視覚的な広がりを保ちながら収納力も確保できます。
■吊り戸棚・垂れ壁撤去の注意点とポイント
開放感を重視したキッチンリフォームには、いくつかの注意点もあります。特に料理中の臭いや油はねがリビングに広がりやすいため、換気性能の高いレンジフードを設置するのもおすすめです。また、手元を隠す高さの腰壁を設けることで、生活感を抑えた美しいキッチンを維持できます。照明計画もポイントで、ダウンライトやペンダントライトを使い分け、明るさとデザイン性を両立させると、さらに洗練された印象になります。
吊り戸棚や垂れ壁を取り除くことで得られる開放的なキッチンは、家族やゲストとの時間をより豊かにしてくれます。収納力を確保するための工夫や、生活感を抑える設計次第で、限られたスペースでも驚くほど開放的なキッチンが実現可能です。キッチンリフォームを検討する際は、開放感を意識したプランを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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